《LESSONレポート》SugataMano魅力bodyLESSON

by Sugata Mano

本日10月27日のレッスンは、寒くなってきた日本、既に寒いアメリカ北東部や韓国在住の生徒さんへ向けて(台北もそれなりに肌寒くなってきましたが、まだレッスンはノースリーブで出来てしまう気候です。)身体のこわばり、歪みを取るヨガからスタート。


更に今の時期は新陳代謝がぐっと落ちてくる時期ですので、ピラティスではサーキットトレーニングを取り入れて身体を温めてもらいました。40秒ずつ10種目は中々ハードでしたが、皆さん良くついてきてくれました!サーキットではじんわりと…生徒さんによってはダラダラと⁈汗をかけたのではないでしょうか。


さて、本日のお題は「呼吸法について」です。

私のレッスンでは、前半でヨガとピラティスを組み合わせていますが、この二つはそもそも全く違うもの。特に呼吸の方法は正反対ともいえるので、その都度生徒の皆さんにはお伝えしていますが、「呼吸が上手く出来ていない気がする」「実は昔からヨガをすると呼吸が辛くて気分が悪くなる」というお声を頂いたり、ここ最近私自身もこの部分について??となる事があったので、今日は自分の確認の意味も込めて「呼吸」にフォーカスしてみましょう。


まず、呼吸はめちゃくちゃ大事!ここは強調して再度お伝えします。

しっかり呼吸しながらやれているかどうかで、ヨガパート、ピラティスパート、ダンスパート、全てにおいて格段に差が出てきます。

効果的にレッスンを受けるためにも是非おざなりにしないでしっかりと学んで欲しい部分ですが、レッスン中に意識的に呼吸に注目しそれをコントロールしていくのはなかなか難しいのもこれまた事実。しんどいサーキットトレーニングの最中やややこしい振りを覚えながら呼吸にまで気を配るのは上級者でも難しいものです。


私が学んだピラティスのテキストには、基本原則として1番最初に呼吸についてこう書かれています。

「ピラティスを行う際には、胸式呼吸を活用しましょう。胸郭(胸を取り巻く骨)を左右に広げるイメージで鼻から息を吸い、そして胸郭を締めるように息を吐きます。」

「ヨガでは腹式呼吸を行います。腹式呼吸は腹筋を筆頭に、全身の筋肉を弛緩させる効果があるといわれています。歌ったり声を出したりするときには、胸郭を動かさず、体をリラックスさせるこの呼吸がぴったりですが、腹部が膨らむことで腹筋(アウターマッスル)を使ってしまうため、ピラティスで用いる呼吸法には適していません。」

レッスンではいつも、ヨガでは鼻から吸ってお腹に息を入れ、鼻からゆっくりと細く長く吐く腹式呼吸。ピラティスでは鼻から吸って息を胸に入れ、口からふーっと吐き切る胸式呼吸、とお伝えしていますよね。


まず、呼吸を意識すると苦しくなってしまうという方は見ていると、「吸う」にばかりフォーカスして「吐く」が足りずに過呼吸気味になっていることが多いようです。

呼吸は「呼」をしっかりすれば「吸」は身体が勝手にしてくれます。ヨガでもピラティスでも、まず「呼」ありきで、息を吐き切ることを意識してください。

普段の生活の中でも、例えばストレスを感じて「こりゃ深呼吸でもしよう!」という時。

頑張って息を吸ってばかりいては逆効果!必ずゆったりと息を吐く事を意識的にやってみて下さい。そうすると身体は自然と新鮮な酸素を取り込んでくれて弛緩し、リラックスされまますよ。


さらにピラティスではどの動きの時に息を吸ってどの動きの時に吐くか細かく決められていますよね。これは、特に吐く呼吸と動作の連動によってさらにインナーマッスルを効果的に刺激出来るからで、私の体感としては、しっかり呼吸ができている時はそうでない時よりしんどさ2倍!!

なので辛いのですが・笑、毎回のピラティスパートではしっかりと呼吸(特に吐き切ること)を意識して効率的に身体を鍛えていきましょう。


さてここで、先日「じゃあタカラジェンヌみたいに歌いながら踊っている人は一体何呼吸なの?」と質問されまして。

おそらくですが、私の体験上からの私見では基本腹式呼吸だと思います。

踊っている時って常にお腹を引き締めているのだから、腹式呼吸は出来ないのではないの?と疑問に思われそうですが、トレーニングと違って踊りは身体を緊張させてやるものというよりは、腹式呼吸を活用しながら、ある意味リラックスさせて解き放つものなのではないのかなと思います。

…なんて、この話題は同期のダンサーあたりに聞いてみたいネタです。

さらに踊りながら「歌う」がついてくる場面では、必然的に腹式呼吸になりますよね。

歌に関しては、もう100%腹式呼吸じゃないと出来ません。


思い起こせば現役時代、ダンス場面のお稽古の時は振付の先生からいつも口酸っぱく「息を吐いて!」と言われていました。

不思議なもので、みんなの「吐く」が揃うと踊りの波が揃ったり、場面の空気が動いたり…

呼吸の「呼」はなんとも奥深いです。


という事で、長くなりましたが今回はレッスン中の呼吸法について考察してみました。

結論としては、呼吸は大切。特に吐く息は本当に大切!

是非参考にされてみてくださいね♪


次回以降の年内のレッスンは

11月10日(火)、11月24日(火)、12月8日(火)、12月22日(火)

いずれも台湾時間10時、日本時間11時からです。


あっという間に年末が見えてきてしまいました!

それでは、次回のレッスンでお会いしましょう(^_^)



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